Input error
ポートに入力されたパケットがエラーを起こして破棄された場合にカウントされる。
runts, giants, throttles, CRC, frame, overrun, ignoredのエラーカウントの合計数。
全二重の通信のポートの場合、原則コリジョンは発生しないので、エラーがカウントされた場合は
なにかしらの不具合を考慮する必要がある。
CRCエラー
発信元によって生成された CRC が、受信データから計算したチェックサムと一致しない場合に増加する。
パケットの内容が通信経路の途中で変質・破損していることを示す。
ケーブル不良、対向機器のポート不良、自身のポート不良などが考えられる。
Frame Check Sequence(FCS)エラー
通常、物理的な問題(配線、ポート不良またはNIC不良など)が原因。
ただしデュプレックスのミスマッチが原因である可能性もある。
outdiscards
outdiscardsが増える要因
トラフィックのオーバーフロー。送信キューにおいてPacket Bufferが足りずに処理できないパケットが破棄される。
参考
Cisco Community - Catalyst 3750 3560 2960 製品での QOS による Total output drops / OutDiscards の上昇
Cisco Community - Catalyst 3560, 3750シリーズ、OutDiscard カウンタの上昇について
トラブルシューティング:スイッチ ポートおよびインターフェイスの問題 - Cisco
各カウンタの説明が記載されている。
OutDiscardsは多少カウントされていても実影響がなければ無視でよい。