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とあるSEの備忘録。たぶん正しい、ときどき誤り。シンプルにいこうよ

出典、引用、参考、参考文献、脚注

概要

「引用」や「参考」を行う場合、著作権法のルールに従う必要がある。

引用:引用には「直接引用」と「間接引用」がある。直接引用は、他の文章の一部をそのまま自分の文章に取り入れ、間接引用は、他の文章の一部を要約して自分の文章に取り入れることを指す。
参考:他の文章の一部を要約して自分の文章に取り入れること。
出典:引用した文章や情報の元になった資料や情報。
脚注:本文中の補足説明や詳細情報。
参考文献:作成にあたり参考にした文献の一覧。


  • 「間接引用」と「参考」の違い

間接引用とは、他者の発言や文章の内容を要約し、自分の言葉で書く。出典を明記する必要がある。一方、参考とは情報源として利用したが、直接的に要約や言及はせず、自分の考えを深めたり、記事の背景知識として活用することが多い。出典を明記する義務はないが、参考文献などを示すのが望ましい。

項目 間接引用 参考
内容 他者の発言や文章を要約し、自分の言葉で書く 情報源として利用するが、直接的に要約や言及はしない
出典の明記 必須 任意(推奨)
表現 自分の言葉に変える 直接言及しない
目的 他者の主張を紹介しつつ、自分の論を展開する 記事の背景知識や裏付けとして活用する
著作権の影響 あり(適切な引用が必要) なし


脚注

脚注とは、文章の本文中で補足説明や詳細情報を示すために、ページの下部(または記事の最後)に記載する注釈のこと。出典が含まれることもあるが、別として提供されることもある。

脚注の書き方

  1. 本文中で番号をつける。通常、上付きの数字を使う。
  2. ページの下部または記事の最後に対応する説明を記載する。


出典

引用した文章や情報の元になった資料や情報のこと。

  • Webサイトの記事を引用する場合

サイト名、「ページのタイトル」、引用元のURL、入手した日付の順で記載する。

  • 書籍を引用する場合

決まったフォーマットはない。

サンプル

出典:「書籍の名前」 著者名 (出版社:発行年)
出典:著者名『書籍の名前』出版社 発行年 該当頁
引用:「書籍の名前」 著者名 (出版社:発行年) 第〇章


参考文献

作成にあたり参考にした文献の一覧を記載する。

Wikipediaの場合
著者名『書籍の名前』出版社 発行年


外部リンク

「引用」「出典」「参考」の違いと使い分け、書き方のルール - 言葉の救急箱
引用と参考文献の書き方(近畿大学中央図書館)